外来種の侵略!?自然がもたらす脅威。
今や"外来種"というと動物だけでなく植物も問題視されている。『世界の侵略的外来種ワースト100』と言う国際自然保護連合(IUCN)の種の保全委員会が定めた本来の生育、生息地以外に侵入した外来種の中で特に生態系や人間活動への影響が大きい生物のリストがありその中には日本では当たり前の"昆布"も含まれている。
知らないだけで実は自分の身の回りでじわじわと外来種は侵略しつつある。それを感じさせる出来事があった。
鹿児島県伊佐市にある有名な観光地『曽木発電所遺構』。この発電所は明治42年に竣工し、その出力は当時国内でも最大級のものだった。昭和40年に鶴田ダムができ完成と同時に水没してしまった曽木発電所遺構。現在は渇水期である5月から9月にその建物が姿を表す。(渇水期でなくても一部は見えます。)
今年、その曽木発電所遺構がとある外来植物により大変なことになっていたのだ。
まずは去年の10月に撮られた曽木発電所遺構の写真をみてもらいたい。
エメラルドグリーンの川にひっそりと浸かる中世ヨーロッパを連想させるかのような建物。これが曽木発電所遺構だ。
そしてこれが今年11月に撮った写真。
見ての通り一目瞭然。川の色が去年より鮮やかな緑色をしている。なぜ、こんな色になってしまったかというと正体は外来種の水草。"ボタンウキクサ"と"ホテイアオイ"。どちらも観賞用として導入され野生化してしまったもの。
調べてみると今年の夏に発生し除去していたものの追いつかずこうなってしまったのだとか。
さつま町と伊佐市にまたがる鶴田ダムから上流の川までおよそ8Kmにも及んでいる。
自然の生命力、繁殖力を思い知らされた出来事であった。
【宗教】親友が信者になる瞬間。
2019年10月某日。この日は幸福の科学の信者である親友と一緒に映画を観に行ってきた。2019年10月18日に日本とアメリカで同時公開された"幸福の科学"の映画。『世界から希望が消えたなら。』
あの宗教団体総裁の講演会に参加してみた。 - Re:WORLD
幸福の科学グループの創始者でもあり総裁でもある大川隆法氏の実話を元に作られたフィクション映画だ。
映画の内容を簡単に説明すると「ベストセラー作家であり出版社を経営している御祖真(みおや まこと)がある日、普通の人では死んでるレベルの病魔にかかりそこから手術なしで自力で復活を遂げる。その話を宗教的な内容で本にし出版するも妻に否定される。その後、講演会を成功させるも妻は家を出て子どもたちはパパが正しいと付いていく。」
一見、仕事、家庭、ストレス等の問題を題材にした映画にみえるが僕には前妻との離婚話は"自分が正しくて前妻は頭おかしい!!"というのを遠回しに主張している内容にしかみえなかった。出演者の演技の上手さに差があるのと無駄なセリフが多く感じた。
大川隆法氏の実話を元に作られたフィクション映画ということで信者ではない僕からすると興味のないアイドルやアーティストの再現ドキュメンタリーをみてるような思いだった。
ちなみにこの映画には大川隆法氏本人もちょこっとでてくる。
親友が信者になる瞬間。
普段は何気ない会話を交わしたりバカやったりする仲の親友。どこにでもいるような仲の良い友達だ。いつもは何気ない会話の中でたまに宗教っぽいことを気にならない程度に会話に混ぜてくる感じなのだが"ガチの信者"になる瞬間が時々ある。
それは今回のような映画の前や宗教関連の行事の前。こういう時はどんな話をしても聞く耳を持たない。違う話題をふってもすぐ幸福の科学の話題に戻ってしまう。大川隆法氏の教えをどんなに説明を交えて否定しても親友は決して折れることはなく、それまで慕っていた総裁の長男、大川宏洋氏についても関係解消問題後からは呼び捨てにしている。(総裁の他の息子、娘には"様"を付けている。)親友にとって大川隆法氏は"絶対"なのだ。
ここまで人を魅了させる"宗教"や"宗教家"のカリスマ性と言うのはすごいものだとその度に感心してしまう。
【謎】高知県小学生水難事故は事件だった!?
それは2019年8月22日、高知県南国市で起きた水難事故の話。この"事故"は僕もテレビニュースを通じて知り、当初は"普通の"水難事故のように思いました。
ですが、この事故には不可解な点がいくつもあるのです。
本当に事故だったのでしょうか?事故の概要を踏まえ、その不可解な点などについて話していきます。
◼︎事故の概要
水難事故「??」
— 岡林宏樹 (@Hirohina6) September 30, 2019
当日の時系列になります。 pic.twitter.com/8pTQxUvJRs
(上記ツイートを引用)
◆2019年8月22日
・13時00分頃、岡林優空(おかばやし ひなた)君が遊びに行く。水難事故で亡くなった男の子だ。一緒に遊んでいたのは小学1年から5年生で最初3人が遊んでいた所に優空君ともう1人が合流し、計5人で川で遊んでいた。
・14時40分〜15時20分、優空君の父、岡林宏樹(岡林宏樹 (@Hirohina6) on Twitter)さんが目撃情報等を集めた結果、この間に優空君が溺れた可能性が高い。
・15時30分〜18時30分、一緒に遊んでいた児童たちは一度帰宅後、何度か現場の下田川に戻る。(後ほど児童達は「優空君は午後4時から5時の間に溺れた」と証言している。)
・17時36分頃、優空君帰宅せず。
・19時26分頃、父親が付近の捜索および聞き込みを開始し、優空君と遊んでいたと思われる児童の家を訪ね優空君について尋ねるも「塾に行っており遊んでいない」等、児童たちは誰も行方を知らないと回答。
・19時30分頃、警察に捜索願を提出し高知東署が捜査を開始する。
・20時2分頃、父親が下田川より500m程離れた山側で優空君の自転車を発見。
・20時28分頃、下田川の堤防付近で優空君のサンダルと図鑑を発見。
・21時20分頃、消防に通報し下田川堤防付近より捜査が開始される。警察の聞き込みにより優空君と遊んでいた児童が4人いたことが発覚。警察の聞き込みにより児童たちが「優空君は下田川で1人で服を着たまま図鑑を持って川に入った」と証言を変える。児童たちの証言には違いがあり、児童A〜Cは「優空君は"助けて、助けて"と児童たちの方を見ながら叫び、20m程下流に流された。」児童Dは「ラッコ泳ぎ(背泳ぎ)をしていて沈んでいった。」溺れた後については全員が「優空君が沈んでいくのをみて怖くなり誰にも言わずに家に帰った」と証言。その際、1人が「優空君の自転車に乗って帰った」と証言している。
事故後、稲生小学校関係者が岡林さん宅を訪問する。
◆8月23日(金)
・16時20分頃、下田川で岡林優空君を発見。病院に搬送され死亡が確認された数分後、警察は事件性なしと判断し遺族に事故と告げる。警察は「優空くんは泳げないので1人でラッコ泳ぎ(背泳ぎ)をして溺れたんでしょうね。」と遺族に説明。
その後、各新聞、ニュースなどでこの事故が報道される。だが、優空君の事故の報道内容が事実とかけ離れていた為、岡林宏樹(父)さんがTwitterにて目撃情報を求めたツイートを発信する。
◆8月27日
飛んで8月27日。この日に優空君の告別式が行われます。告別式後に岡林(父)さんが一緒に遊んでいた児童たちにもう1度話しを聞きたいと伝え事情を聴く。(3回目)
この時、児童たちの証言が再度変わります。
児童A〜C:「全員が川に入り遊んでいた。ラッコ泳ぎ(背泳ぎ)をして溺れた。」
児童D:「仰向けになりラッコ泳ぎをしいてるようだった。」
事故の概要をみてもらっても不可解な点がいくつもあるのがわかる。
⚫︎事故があった時、周りの人や大人に助けを求めなかった児童。
⚫︎明らかな証拠隠滅行為があるのにも関わらず、すぐに事件性なしと判断する警察。
⚫︎何度も変わる児童たちの証言。
⚫︎泳げない優空君はなぜ服を着たまま川に入ったのか。
一緒に遊んでいた児童たちは優空君が沈んだ後になぜか靴と本をどうするかを相談していたのだそう。それなのに警察、学校、教育委員会の動きはなし。
下記画像は事故当日の位置関係を記したものです。
#高知県小学生水難事故 #team_hinakun
— 朝田龍太郎 (@maeken0084) September 11, 2019
これだけ疑問だらけなのに何故高知県警は事故の翌日には事件性なしと判断したのか? pic.twitter.com/2n2sLUYFiC
(上記ツイートを引用)
岡林(父)さんはこれまでに何度か稲生小学校へ「いじめがあるかもしれない」と直接相談へいっていたそうです。その中で毎回、事故当日の児童4人の名前が挙がっていたのだそう。
今回も"いじめ"というなの犯罪が行き過ぎての事件の可能性が非常に高い。ここまででかなりの不可解な点がありながら"水難事故"と一言で簡単に片付けるのには無理があると思いませんか。
【なぜ?】北朝鮮の紙幣から金日成氏の肖像画が消えた理由。
核ミサイル問題などで度々、日本のニュースに取り上げられる国。"朝鮮民主主義人民共和国"通称、『北朝鮮』。東京から札幌ほどの距離だが日本とは国交はなく未だ謎の多い国でもある。日本から近く最も遠い国。今回はその北朝鮮の紙幣にまつわるお話をしたいと思います。
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◼︎なぜ変更されてしまったのか?
実は金日成氏の描かれている紙幣は"折り曲げ厳禁"。万が一折り曲げてしまうようなことがあれば不敬により捕まってしまう。さらに折り曲げられた紙幣は受け取ることができない。そういった理由で北朝鮮国内ではとても厄介な存在だったのだとか。
そして、ハイパーインフレにより紙屑同然となった紙幣が国外に流出しそれを南朝鮮(韓国)の反共団体が北朝鮮国内にバラまく事件が起きて以来、国外持ち出しは固く禁じられている。そのような背景から金日成氏の肖像画から風景画へ差し替えられたのだという。
現在、北朝鮮国内では北朝鮮ウォンの流通は稀で主に中国人民元が利用されている。
(※情報に誤りがあった場合は調査後に変更いたします。)
【親日国】カンボジア500リエル札に描かれてる日の丸の秘密。
日本からおよそ4330km離れたアジアの国、カンボジア。
人口約1470万人。インドシナ半島の南西に位置し面積は18.1万㎢で日本の約半分。東はベトナム、北西はタイ、北はラオスと国境を接している。日本との外交は1953年に始まった。成田国際空港からカンボジアのプノンペン国際空港までは直行便で約6時間で行ける、比較的近い国である。
そんなカンボジアはアジアでも屈指の親日国であることをご存知ですか?
今回はそのカンボジアの紙幣500リエル札に描かれている"日の丸"について書いていきます。
あの宗教団体総裁の講演会に参加してみた。
2019年7月5日金曜日。
僕は福岡県は福岡国際センターにいた。とある宗教団体の総裁の講話を聞きに来たのだ。大人気女優、千眼美子(清水富美加)氏の出家問題、総裁の長男ヒロシ氏の同法人との関係解消問題及び総裁である実の父からの損害賠償請求問題で話題となったあの宗教。
そう、幸福の科学だ。
これからその日あったことを簡潔にまとめて書いていこうと思う。
◼︎注意
※この記事は宗教批判及び宗教勧誘を目的として書かれたものではございません。信者ではない僕が見て聞いて一般目線でどう感じたかを簡単にまとめたものです。
◼︎目次------------
- そもそも幸福の科学とは?
- 講演会に参加した理由
- 会場へ行くまでの流れ
- 会場の様子
- 講話の大まかな内容
- まとめ&小話等
- 最後に
---------------
1.そもそも幸福の科学とは?
幸福の科学は1986年10月6日に総裁である大川隆法氏によって設立された日本発祥の宗教団体である。世界100カ国以上に会員組織があり、世界通称として「Happy Science」を使用している。信仰の対象は主エル・カンターレ。
2.講演会に参加した理由
実は僕は幸福の科学の信者でもなんでもない。それなのになぜ講演会に参加したのかと言うと幼馴染に幸福の科学の信者がおり誘われたからだ。その幼馴染は親が信者で生まれた時から幸福の科学の信者で俗にいう”2世信者”。昔からちょくちょく幸福の科学の映画を誘わらてみに行ったことがあるが講演会は初めてだった。幼馴染に話を聞くとこの日の講演会は大川隆法氏の御生誕祭大講演会で信者にとっても参加できることは名誉あることなのだとか。そんな講演会だからこそ「どういうものなのか」「新興宗教とは」その実態を知りたくて参加することにした。
3.会場へ行くまでの流れ
最初にわかりやすく大まかな流れを書いておく。
大まかな流れ
・まず幼馴染の家へ
・まず幼馴染の家へ
まず幼馴染の家へ行った。そこからバスの出ている某支部まで一緒に行くことになっている。幼馴染の家から某支部まではかなりの距離があるので某支部までは幼馴染の知り合いだと言う幸福の科学の信者に送ってもらえるらしい。幼馴染の家の付近でしばらく待っていると2台の車がやってきた。知り合いの車だ。幼馴染家族が多いので2台に分けて行くとのこと。
・幼馴染と幼馴染の知り合いの信者さんと一緒に車で幸福の科学の某支部へ
僕らの目の前に車を止めるとそこから70代くらいの女性が降りてきた。近所にいそうな普通のおばあさん。降りてくるないなや後部座席のドアを開けながら幼馴染の親と楽しげに話をし始めた。講演会が楽しみらしい。ある程度、話終わったら僕に声をかけてきた。幼馴染家族以外の信者と喋る機会がないので正直、緊張した。おばあさんからの第一声は「お友達?素晴らしい!!今日行けることはすごいことなんだよ!!」だった。コミュ障な僕は下手な笑顔でごまかした。
おばあさんの車には幼馴染の弟や妹が乗り込み、僕と幼馴染と幼馴染の親はもう1台の車に乗り込んだ。僕らが乗った車の運転手は中年の男性。話しかけたそうにしてはいたけど話しかけられることはなく某支部へ向けて出発した。助手席に座った幼馴染の親と運転していた中年の男性が何やら話で盛り上がっている。耳を傾けてみると世界情勢の話をしていた。主に中東の国とアメリカの関係。イスラエル、イランの国名が聞こえてきた。特にイランに関しては「宗教国だからトランプさんは間違っても戦争への道へ行って欲しくない」と心配とも取れることを言っていた。
他には政治の話、幸福の科学を母体とした幸福実現党の話をしていた。時折、"霊言"と言う言葉が聞こえてくる。どうやら"霊言"は信者にとっては本物らしい。僕は正直、"霊言"を真に受けることが理解できない。この瞬間、まさに宗教の一部を垣間見た気がした。それから数十分、そんなことを思っていたら某支部へ着いた。
・某支部から幸福の科学が貸し切った観光バスで福岡国際センターへ
某支部に着き車を降りると30代くらいの男性に誘導され止めてあった観光バスへ案内された。幸福の科学がこの日のために貸し切ったバスらしい。
バスへ乗車すると「若い人が多い」と歓迎された。見渡すとバスに乗ってるのはほとんどが70〜80代くらいの方だった。若い人は僕と幼馴染兄弟を抜かすとさっき誘導してくれた30代くらいの男性のみ。バス内ではみんな好きに話をしていた。出発してもバス内は変化はなかった。しばらく走ってると高速道路のインターチェンジに着く。ここから高速で福岡まで行くのだ。バス内に変化が訪れたのは高速道路に乗ってすぐのことだった。
先ほどの30代くらいの男性がマイクを使って話し始める。「御生誕祭の参加おめでとうございます」するとたちまち車内で拍手が起こる。どうやら30代くらいの男性はその支部の支部長らしい。それにしても「御生誕祭の参加"おめでとうございます"」という言葉に妙な違和感を覚える。「ありがとうございます」ならまだわかるものの「おめでとうございます」は大川隆法さんの御生誕祭の参加が如何に価値があるものなのかを主張しているかのような感じがする。
続けて支部長は言う。「九州で発生した大雨は〜…」7月の初めに発生した大雨に関してのことだった。「霊的なものでアーリマンが裏宇宙で御生誕祭を九州でさせたくないので〜…」どうやら大雨は霊的な意味合いで起きたものだと言っている。これも"霊言"でわかったらしい。「流石にこれは信じる人はいないだろ」と思っていたけどみんな案外すんなり受け入れていた。
ひと段落話し終えると祈りが始まった。「主、守護霊への祈り〜…」支部長が言うとみんな手を合わせ何やら呪文のような言葉を言い始めた。それが祈りの言葉らしい。数分続き次は"成功のための祈り"。祈りの言葉を知らない僕はテキトーに周りの人に合わせた。一通り祈りが終わると映画を持ってきてるからそれをバス内で上映すると言う。「必ずしも見るように」という縛りはなく見ても見なくてもどっちでもいいとのこと。新興宗教は"強制的"なイメージが勝手にあったがそうでもない。(幸福の科学の場合)
上映された映画は幸福の科学の映画「神秘の法」だった。
1度だけ幼馴染とみたことがある。内容は中国を連想させる帝国ゴドムが日本へ侵略してくる政治的な要素の強い映画だ。最近の香港のデモのことや台湾のことを理由にこの映画を選んだらしい。しばらく映画を見ていると支部長がマイクを使ってお布施のお願いをしてきた。「天変地異調伏祈願」というもの。後に調べてみると多分、大雨の関係のお布施だと思う。災害が起きると時々「天変地異調伏祈願」というものをしているようだ。お布施に関しては1つの封筒にみんなで入れていく方式。好きな額を入れていいらしい。お布施をした人は封筒に名前を書いて次の人は回す。驚きだったのはお布施も"強制"ではないってこと。お布施をしなかったからといって周りから嫌味を言われるとかそういったこともなかった。
それ以外の変化はバス内ではなく、そのまま福岡国際センターについた。
4.会場の様子
福岡国際センターは大勢の人で賑わっていた。今回の講演会の演題は「人生に自信を持て」。
福岡国際センターの最大収容人数は10000人。某大学の入学式、卒業式や大人気アーティストなどのライブも行われることのある会場だ。会場に比べて横断幕はかなり小さい。横断幕の大きさが今回の演題である「人生に自信を持て」に説得力を感じなかった。
福岡国際センターの隣にある福岡サンパレスホテル&ホールの方に小さいお子様専用の託児所が用意されてあった。0〜2歳、3歳…といった感じに年齢ごとに部屋分けされていて預けるには1000円の奉納が必要。子連れの方への配慮は完璧と言っていいだろう。
そしていよいよ会場内へ。
会場内へはあらかじめ渡されていた手提げ袋の中にある紙を見せないと入れない。
これがチケットのようだ。座席の位置がわかりやすく明記されている。アリーナ席と2階席があり今回はアリーナ席。ライブなどでは神席と言われる位置だ。中へ入るとまず荷物検査がありカバンの中をチェックし金属探知機で体を検査する。アイドルのライブなどでもよくある光景だ。検査が終わると中へ入れる。先にあるのはエントランスロビー。
エントランスロビーは幸福の科学への入信案内所があった。今回の講演会は一般人でも来ることができる。僕もその中の1人。どの(ような)くらいの一般人が行くのかわからないが信者の紹介なども必要なくネットで申し込めば誰でも来れるのだ。携帯電話等が使えるのはこのエントランスロビーのみ。演説が行われるステージのあるエリアは撮影、録音などが禁止されている。
ステージエリアの様子
ステージのあるエリアへ入ると正面の方にモニターが上に大きいの3つ、下に小さいの2つ、計5つ付いていた。モニターには時々、中継が映し出されていた。エントランスロビーからの生中継で香港台湾の問題や幸福の科学についての案内、説明等がされていて全世界3500カ所にある幸福の科学の支部等で放送されてると言う。中継の時に世界情勢などの問題をあげると会場内では時折、拍手が起きた。中継がない時はゆったりとした音楽が流れていた。
5.講話の大まかな内容
まずはプログラムの内容を書いておく。
プログラム
18:45【ウェルカムプログラム】
映画「世界から希望が消えたなら。」予告編 上映
<新復活>(映画「世界から希望が消えたなら。」主題歌)
19:06【御法話プログラム】
<もう一度だけ>(映画「世界から希望が消えたなら。」イメージソング)
奉納曲 奉納(<光り合う生命。>インストゥルメンタル)
19:20
「人生に自信を持て」(英題: Be Confident in Your Life)
20:13
終了(予定)
18時45分。プログラム通りに始まった。この時点でまだ大川隆法氏は出てきていない。ウェルカムプログラムでは映画の予告上映があって、その後1人の男性がステージ上にたった。"竹内久顕(たけうち ひろあき)"さんと言う幸福の科学が母体の事務所、"ARI Production"所属のタレントらしい。"ARI Production"には千眼美子氏も所属している。竹内久顕さんは「世界から希望が消えたなら。」の主題歌を担当しており、その主題歌である "新復活"を生披露した。
・御法話プログラム
ウェルカムプログラムが終わるといよいよ御法話プログラムの開始。御法話プログラムが始まっても大川隆法氏は現れず、モニターに映像が映し出されていた。「世界から希望が消えたなら。」のイメージソング"もう一度だけ"のMusicVideoだ。こちらは生披露ではなくただのMusicVideoの鑑賞だけであった。正直、こっちをウェルカムプログラムにして生披露した竹内久顕さんを御法話プログラムにした方が良かったのでは?と思う。僕が思うに"もう一度だけ"の歌を担当しているのが大川隆法氏の娘である大川沙也加氏なので御法話プログラムにMusicVideo鑑賞を取り入れたのではないだろうか。(僕自身の考えです。)
もう一度だけ(映画「世界から希望が消えたなら。」イメージソング)
- アーティスト: 大川咲也加
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- メディア: CD
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MusicVideoが終わると奉納曲の"光り合う生命(インストゥルメンタル)"が流れた。この曲が結構心地良くて僕は割と好きな音楽だった。この奉納曲は映画「光り合う生命。-心に寄り添う。2-」のテーマ曲らしい。
この曲が流れている時、涙を流している信者さんが多かった。曲だけでなく流れていた映像にも感極まったのだろう。この曲が流れている間、もはや大川隆法氏の演説があることを忘れかけていた。すると急に会場内に拍手がわき起こりみんな一斉に立ち上がった。大川隆法氏の登場だ。いきなりの出来事に呆然とした。大川隆法氏はステージを正面にし右側からゆっくりと大きく一歩を踏み出し登場し信者の拍手に答えるかのように大きく手を振った。ネットで見たまんまの人物であった。そしていよいよ講演会が始まった。
まず最初に話されたのはごく普通の何気ない会話のような会場を抑える話から入った。今回、福岡国際センターが選ばれた理由はどこの会場も予約が取れず空いていたのが徳島県と福岡県の福岡国際センターだったので九州を選択したのだそう。何気ない会話から自然の流れで政治の話に入った。中東や香港などの話が主になっていえ時々、幸福実現党のことも言いながら話は進み「アメリカなら幸福実現党の考えで大統領が出る」と自信満々に自分たちの正当性を主張していた。大川隆法氏は人と普通に会話するかのように笑いを取りつつ軽い感じで時々自虐とも取れることを言いつつ重要なところは真剣かつ力強く演説していた。そして気づいたら宗教の話になっておりアッサリと大川隆法氏の講演は終わった。
その間約10〜20分。長くも短くも感じず主に政治的な内容だったので"人生に自信を持てとは?"状態。大川隆法氏はステージの正面右側はゆっくりと戻っていった。この際、会場を出ていく信者も少なくなかった。
大川隆法氏がステージ上からいなくなると幸福実現党の釈量子党首と江夏まさとし政務調査会長がでてきて演説をした。2人は力強く演説をしていた。結局のところ今回の講演会は選挙前だから「幸福実現党に1票を!!」と言うことを遠回しにかつ深く複雑に言っていただけのように感じる。
そして講演会は時間通りに終わった。
6.まとめ&小話等
・今回初めて講演会に参加してみて感じたことはお堅い感じはなく案外自由であったと言うこと。
・幸福の科学信者は無理に勧誘はしてこない。
・政治色が強い。
・結局のところ選挙のお願いだったのでは?
◼︎小話等
・帰りのバス
帰りもまた同じバスだったのですがここでもまた講演会で大川隆法氏が「九州は情熱の地」と発言したのを「おめでとうございます」と如何にも服従してる感じが滲み出ていた。
・手提げ袋の中身
幸福の科学からもらった手提げ袋の中身を紹介する。
袋には幸福の科学のマークと「HAPPY SCIENCE」の文字が書かれている。
まずはプログラム等の書かれたパンフレット、座席が書かれたチケット、奉納袋、アンケート。アンケートは面倒だったので書かなかった。
書籍、DVD等の宣伝チラシ。
映画の宣伝、お知らせ等のチラシ。
学生、教育に関するチラシ。
以上が中に入っていたものです。
・ヒロシ氏について
ヒロシ氏について信者はよく思ってない人が多い。少なくとも僕が出会った人は全員そうだった。ヒロシ氏が脱退した時は「結界ガァ〜…」等のそっち系でおかしくなった的な感じのことを言っていたが「もう名前すら言いたくない!!」と嘆いている信者もいる。
7.最後に
今回の講演会は7月7日が誕生日の大川隆法氏の御生誕祭ということで12月に行われるエル・カンターレ祭と並んで幸福の科学にとっては重要な行事と言っても過言ではないのでしょうか?そんな行事に参加できたことを光栄に思います。
長くなりすぎて言葉に足りない部分があったらうまく表現できてないところがあると思いますがご了承ください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
最終更新日:2019/07/15