Re:WORLD

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【宗教】親友が信者になる瞬間。

2019年10月某日。この日は幸福の科学の信者である親友と一緒に映画を観に行ってきた。2019年10月18日に日本とアメリカで同時公開された"幸福の科学"の映画。『世界から希望が消えたなら。』

あの宗教団体総裁の講演会に参加してみた。 - Re:WORLD

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幸福の科学グループの創始者でもあり総裁でもある大川隆法氏の実話を元に作られたフィクション映画だ。

映画の内容を簡単に説明すると「ベストセラー作家であり出版社を経営している御祖真(みおや まこと)がある日、普通の人では死んでるレベルの病魔にかかりそこから手術なしで自力で復活を遂げる。その話を宗教的な内容で本にし出版するも妻に否定される。その後、講演会を成功させるも妻は家を出て子どもたちはパパが正しいと付いていく。」

一見、仕事、家庭、ストレス等の問題を題材にした映画にみえるが僕には前妻との離婚話は"自分が正しくて前妻は頭おかしい!!"というのを遠回しに主張している内容にしかみえなかった。出演者の演技の上手さに差があるのと無駄なセリフが多く感じた。

大川隆法氏の実話を元に作られたフィクション映画ということで信者ではない僕からすると興味のないアイドルやアーティストの再現ドキュメンタリーをみてるような思いだった。

ちなみにこの映画には大川隆法氏本人もちょこっとでてくる。

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親友が信者になる瞬間。

普段は何気ない会話を交わしたりバカやったりする仲の親友。どこにでもいるような仲の良い友達だ。いつもは何気ない会話の中でたまに宗教っぽいことを気にならない程度に会話に混ぜてくる感じなのだが"ガチの信者"になる瞬間が時々ある。

それは今回のような映画の前や宗教関連の行事の前。こういう時はどんな話をしても聞く耳を持たない。違う話題をふってもすぐ幸福の科学の話題に戻ってしまう。大川隆法氏の教えをどんなに説明を交えて否定しても親友は決して折れることはなく、それまで慕っていた総裁の長男、大川宏洋氏についても関係解消問題後からは呼び捨てにしている。(総裁の他の息子、娘には"様"を付けている。)親友にとって大川隆法氏は"絶対"なのだ。

ここまで人を魅了させる"宗教"や"宗教家"のカリスマ性と言うのはすごいものだとその度に感心してしまう。